ドメスティック・バイオレンスと家族の病理
掲載日:2024年1月21日
書籍タイトル | ドメスティック・バイオレンスと家族の病理 |
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著者 | 中村 正 |
書籍概要
現在、日本でも「幼児虐待」と並んで、夫(または恋人)から女性が暴力を振るわれる「ドメスティック・バイオレンス」(通称/DV。夫婦間暴力の意味)が大きな社会問題として注目されています。本書は日本中を飛びまわるDV研究の第一人者による決定版です。なぜ夫は妻を殴るのか?そして、なぜ殴られても逃げない妻が多いのか?家族病理としての視点から、その原因・心理的背景について、対処方法・社会的対策について分かりやすく解説しています。さらにCV先進国アメリカの現状と対策の実際、そして潜在的にはかなり発生していると言われる日本の現状や実際などの事例など具体的に紹介されています。現在、日本でもその対策が叫ばれていますが、今後、DV問題について考える際の基本書になるのは間違いありません。なお、本書は、「参議院・男女共生のための調査会」に依頼され、著者が提言をした内容をもとにしたものです。(作品社ホームページより)