原田 恵理子 / 佐賀県DV総合対策センター(2006)
「DV法の成立・改正と被害者支援策の課題」
掲載日:2024年4月27日
論文名 | DV法の成立・改正と被害者支援策の課題 |
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著者 | 原田 恵理子 / 佐賀県DV総合対策センター |
発表年 | 2006年 |
DOI info | https://doi.org/10.24533/ssgs.15.0_81 |
論文要旨
分科会「ドメスティック・バイオレンス防止法のインパクトと社会政策」の中の「報告論文と座長報告」と題したセクションで報告された論文です。
「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律」(以下 「DV 法」)は,2001年10月に成立 し2004年 5月に 一部改正された。 改正 DV 法は2004年12月か ら全面施行されている。DV法の成立・改正に よって DV 被害者をめぐる状況は大きく変化したが, 被害者支援におけるジェン ダーバイアスや支援策の地域格差等の課題も残されてい る。 地方分権の流れのなかで自治体の枠を超えた広域的な取り組みの必要性も増している。ここでは、現行法に基づい て行われている被害者支援策の現状と課題について報告している(p.81)。